子どもたちの思いが込められた「ポスター」の完成です。

小学校の図工の時間でも取り組むことの多い「ポスター」ですが、造形教室では、その内容までも自分なりに考えたポスターを作ってみましたよ。

さて、実際に自分で作ってみようと考えると、難しい内容でした。

「私って、いつも何をかんがえているんだっけ?」

「よのなかの大切なことってなんだろう?」

日本のこと、世界のことを考えると、なんだか頭が重く感じられてきます。

「あ、(自分って)虫が好きだから… 木や森がなくなったら、イヤだな」

「魚が好き。魚たちの家(海)をきれいにしてあげたい」

「このまえ、自転車の二人乗りをしている人をみた。あぶないなあ」

…そんな身近なことに気づくと、やっと手が動き始めました。

絵を描きはじめると、今度は、先生から「もっと怖く描こうか」、

「もっとゴミを増やしていいんじゃない?」と、「もっともっと」と言われます(笑)

描き込んで描き込んで、やっと下描きの完成です。みんな頑張りましたね。

着彩やレタリングは、楽しんでいる子が多かったですね。

よりカッコ良くしたい!という気持ちのようです。

とても素敵なポスター作品が出来上がりました!

「夏の工作」、無事終了です。

7月2週めから始まった造形教室恒例の「夏の工作」が無事終了しました。

今年のテーマは、学年別で作る3種類の貯金箱でしたよ。

材料はダンボール。他、いろいろです(笑)

3種とも、個性を出すための絵づくりが大事な部分ということもあり、かなりの力を絵に注いだ作品となりました。

1、2年生用のベロの貯金箱では、ベロ(舌)をもつ動物の顔がメインとなるため、その動物の選び方、描き方が重要です。工作の部分では両面テープや千枚通しを使ったり、ボンドの“擦りだし”の方法を使って絵の張り合わせを頑張りました。

3、4年生用の占い貯金箱では、ノコギリを使って柵を切ったり、草を植えたりして庭を作りました。一番大事な「占い」の部分では、自分だけでなく、周りの人たちが占っても楽しめるような占いにするため、何度も先生とやり取りして決めた、力作です。

5、6年生用の射的貯金箱は、他の貯金箱にくらべてかなり大型なのが特徴です。(ですので、学校へ宿題として提出するため、「占い貯金箱」を選んで制作した子どもたちもいます。また、工作が大型になれば描く絵も大きくなるということで、この工作は高学年向きなのです。)

大きなダンボールの箱に、カッター&ダンボールカッターで穴を開けるのも大変でした(笑)でも、大変だからこそ、みんな楽しそうでしたね。

それぞれに難しいところあり、楽しいところありの工作でしたね。

お迎えのお母さん方の歓声に、みんな嬉しそうでした。

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