
小学生クラスでは、6月から7月にかけて、大きなダンボール工作「たのしい乗り物をつくろう」に挑戦しました。
ダンボールとはいえ、とてもしっかり作りましたので、がっちり強いです。造形教室の生徒である子どもたちには、たいてい小さい兄弟たちがいますが、そんな兄弟たちに無謀に扱われてもびくともしません(笑)
少々壊れても、作ったのは自分たちですから、ボンドさえあれば修理もできますね。
さて、子どもたちにとって車といえば、身近にあるのはお父さんやお母さんが運転する車です。ですので、発想を広げるため、最初にこれまでの車の歴史を簡単に勉強しました。
世界には、とてもお洒落(!)な車がたくさんあります。
スポーツカーやトラック、キャンピングカーも素晴らしいですが、昔の海外には燃費などまるで考慮されていないような飾りつけやしつらえの車があり、そんな写真を見ることで「ああ、自由に楽しく作っていいんだな」と感じることができます。
“車って、こうあるべき”という枠がはずれると、いろんな部品を自分なりにアレンジしてくっつけたり、色をカラフルにしたりできるようになります。
このダンボールの工作、1枚のダンボールを組み立てるところから始めたので時間はかかりましたが、子どもたちからは、毎週、「さあ、工作やるぞ!」という意気込みを感じられました。まるで夏の工作のような様子です。
なのに、小さい絵を挟んで、すでに教室では「夏の工作」に入っています。子どもたちの大好きな工作がしばらく続きます…。