カタツムリの続きと工作の新テーマ。

前回の絵のテーマ、「不思議なカタツムリ」の続きで、教室の庭に遊びにきていたカタツムリさんに協力してもらい、みんなで観察しました。

カタツムリの腹足の吸盤の意外な力のつよさに、みんなびっくりしていましたよ。

 

さて、新しい工作テーマです。

タイトルは、「飛び出すプロペラ」。紙コップでつくる、竹とんぼ風のプロペラ工作です。

 

今回はまず、紙コップの色をみんなであみだくじをして決定しました。

この「あみだくじ」、教室では幼児クラスでたびたび登場するのですが、改めて考えてみても、とってもいい仕組み(!)です。

まず、今回のように、出来るだけいろんな色を選んでほしい場合に、ゲームのような感覚で、子どもたちが楽しみながら決められます。

男の子なら青色、女の子ならピンク、といった固定観念は、もうすでに、幼児クラスの子どもたちでも多少ありますので、これからいろいろな色を使った表現をしてほしいと思っている造形教室としては、どんな色がきても動じずに楽しめる感性を養って欲しいと思っているのです。

そして、子どもたちは、みんな「エライ」ですよ(笑)

水色のコップに当たった子は、「ソーダ色〜!」

桃色のコップに当たった子は「いちご〜!」

黄緑の子は「メロン〜!」

と、それぞれ受け取って、

「この色、イヤだ!」なんていう声はありませんでした。

 

出来上がったプロペラを竹軸で飛ばしてみると、ふわりと飛んで、みんな、もう夢中です。

時間内では遊び足りないようでしたが、この工作、次回に続きます。

みんな、楽しんでいますよ!

 

「ふしぎなカタツムリ」を聞いて

先日、教室の玄関前の「なしかずら」のアーチの上に、ハトさんがひと休みしていました。

“ひと休み”かと思っていたら、小さな卵があって、びっくり!

ニワトリの卵に似ていますが、大きさはウズラの卵くらいでしたよ。

 

さて、幼児クラスです。

いろんな色をもつキレイなカタツムリのおはなしを聞いて絵を描きました。

最初に、カタツムリの様子を図鑑で調べました。実際に見たことがある子や触ったときの話をしたりして理解したあと、おはなしの中の「いろんな色のカタツムリ」がいたら、どんな色だろうか、と想像してみました。

画用紙に描き始めてみると、みんな、スイスイ鉛筆が動きます。あとでいろんな色で塗れるように、カタツムリの殻を、いくつもの線で区切りました。

いよいよ着彩です。赤や黄色、オレンジに青、緑そして紫と、思い思いの色を作って塗っていきました。カラフルな夢のようなカタツムリが登場しました。

最後にクレパスで、カタツムリさんの大好きな雨を降らせて完成です!

来週、持ち帰ります。

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