工作完成!

まずは幼児クラスの「ざりがに」から。

幼児クラスのこどもたちにとってハサミを使うことは楽しいことですが、そこにギザギザや波なみ、カーブなどの複雑な指示線があると、ちょっと話は違います。「ざりがに」の体のカーブや「ハサミ」のギザギザの指示線がかかれた色紙を受け取ったこどもたちは思わず「はっ」として、一目散に席につき、ハサミを動かし始めます。きっと、「やるぞ!」という気持ちなのだと思います。そんなふうにしてハサミを使ったり、「ざりがに」の体の模様を描いたりして、動く「ざりがに」は完成しました。写真は、その動かし方を練習しているところです。

続いて小学生クラス。

小学生クラスは、ついこの前まで幼稚園・保育園に通っていた子どもたちが1年生として加わりますので、少しちいさめの工作を2つ、同時進行で進めました。

ひとつめはストロー工作「ふりふりダンス」。パッと変身したロボットが、フリフリダンスを踊ります。工夫したのはカラフルな色使いで描くロボット。決められたスペースを最大限につかって描く能力が必要です。

もうひとつはペーパークラフトで動物を作りました。作った動物は山羊や牛、馬や犬、猫など、自分な好きなものを。

ペーパークラフトの難しさといえば、やはり、一度折りをつけると修正がきかないことです。折りは定規を使ってつけますが、1年生などはその使い方から学びます。材料や道具をうまく使う手の感覚が育ちます。

さて、教室のある久留米市は今、感染状況がよくありません。不安を感じられる方もおられることと思います。そこで、教室のじかん内でのことをお話ししたいと思います。

まず入室の際は手洗いと消毒を行います。入室から退室まで、マスクはほとんど外すことはありません。(子どもたちがが水筒などでお茶を飲む際を除いて。)換気は十分に行っています。(ほとんど開け放しです。)人数を定員にし、対面で座らないようにしています。

先が見えない状況ですが、引き続き感染対策を行いながら、こどもたちが楽しめる造形を考えていきます。

新たな気持ちで。

造形教室の4月は工作から始まりました。

…あら、でも、写真では「工作」をしているようには見えませんね(笑)

確かに絵を描いているところなのですが、「工作」です。部品を作っています。

さて、3月の末週で、長く通ってくれた6年生(とそれ以上)が卒業していきました。とっても寂しいのですが、6年生までやりきっての卒業です。とても頑張ってくれたなあと思います。

さすがに絵は上達しました。でもそれ以上に、構成力や発想力、忍耐力、時間の配分の仕方、丁寧な作業…たくさん身につけてくれたなと思います。

これからどんなテーマが与えられても、うまくこなしていけるでしょう。かなり力がつきましたね。

卒業生のみなさん、今後なにか作品をつくることがあったら、ぜひ見せてくださいね。

4月の1週目めは、新しく入った子どもたちの歓迎もかねて、たのしいジャンケン遊びをしました。「王様じゃんけん」です。ピカピカの1年生も、長く頑張っている6年生も一緒に遊んで楽しみましたよ。

© 2015 こどものアトリエ むたやま造形教室, All rights reserved.