がくぶちをつくっています。

造形教室ではただいま、がくぶち制作の真っ最中です。

「ええ?額縁って作るもの?買うものじゃないの?」

…いえいえ。

造形教室では絵を描くだけでなく、その絵を飾る額縁まで作ります。

それも、いろーんな作業を通して楽しみながら作れる素晴らしい工作なのです。

 

教室ではまず、飾りの紙粘土細工からはじめます。

紙粘土でかわいい素材を作って色付け。こどもたちはこんな細やかな作業が大好きです。

次に、飾る素材にするため、木を切ります。

みんな、喜々としてノコギリを使います。

額縁のフチを組み立てるのも、自分でします。

素材はこどもたちが扱いやすいダンボールですが、材料の表や裏、長さを見極めたり、ボンドを塗る場所や量をきちんと把握しなければ作業できません。また、両手をうまく使い、力任せではなく、うまく力加減をして、作り上げます。

それができると、今度は着彩と飾り付け。

いよいよ完成に近づいています!

カブトムシのいる森の風景を描きました。

ブログのアップに少し間があきましたね。

その間も教室ではこどもたちの、たくさんのすばらしい作品がうまれていますよ。

 

今日はひさしぶりに幼児クラスの紹介です。

こどもたちの好きなカブトムシを標本という形で間近に置き、しっかり観察して描きました。

昨年の小学生クラスではカブトムシだけの細密描写に取り組みましたが、幼児クラスでは、カブトムシが住む森の風景も想像して描きました。

「カブトムシって、真っ黒じゃないんだね」

「足にトゲトゲがたくさんある!」

「目がこんなところについてる」

「木にはじゅえきっていうごはんをたべに来ているんだね」

いろんな発見をたのしみました。

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