「鳥たちの木」の物語を聞いて描きました

2025年は6月〜8月に工作のテーマが続いたため、その後2回続けて絵のテーマに取り組みました。「工作の方がいい〜」と文句がでるかとおもいきや、思ったより意欲的に描く姿が見られて安心した今回のテーマでした。とても魅力的な作品ができましたので、一部をご紹介しますね。

物語「鳥たちの木」を聞いて描いたのは、たくさんの鳥です。鳥といっても、いろいろな種類の鳥がいますね。大きさも色合いも強さもかわいさも、いろいろです。そんないろいろな鳥たちが仲良く一本の木に集まっているようすは、描いていて楽しそうでした。好きな鳥を一羽ずつ描くという描き方は、こどもたちも取り組みやすかったようです。

絵の具を使い始めると、難しさが出てきました。鷲や鷹のように、茶系の色で塗れそうな種類もあれば、赤や黄色、緑や青など、細かく色分けされた鳥がいるんですね…。難しいです(笑)。そこをどうにか頑張って塗り分けると、今度は「木」があります。ただ茶色一色で塗るわけがなく、造形教室ならではの隠し味(色)をつかって立派な「木」になるよう塗りました。

また造形教室では通常、絵の具の「黒」や「白」をほとんど使いませんが、今回は黒の使い方を勉強しましたよ。ぐっとコントラストの効いた画面になっていると思います。

一部しか紹介できませんでしたが、みんなとてもよく頑張りました。いい作品ができましたね。

毎年恒例の「虫のじかん」

今年の夏休みにも、むたやま造形教室恒例、「虫のじかん」を行いました!

「季節の虫を観察しよう」のテーマで、「捕ったり育てていた虫が死んだら、どうする?」と子どもたちに聞くと、「ゴミで捨てる」との答えがかえってきます。

造形教室では、もうひとつの方法、『標本』をテレビ映像や実物の展足品で紹介しています。その際、「死んでしまった虫がいたら、持っておいで。標本にしてあげるよ」と声をかけています。

さて、毎年恒例でよくわかっている子どもたちは、すでに6月や7月には「標本にして〜」持ち込んできます。よく覚えていたと感心します(笑)

中には、家族総出で虫捕り(子どもたちから、「いいのがいたら、捕まえててね」と声をかけられていたり、あるいは本当に家族で虫捕りに出かける場合もあり)されることも。

今回子どもたちが持ってきた虫は、ヒラタクワガタ、コクワ、ニジイロクワガタ、クマゼミ、ゲンゴロウ、アカガネサルハムシでした。

(なお、あまりに状態が良くないものは標本に出来ないこともあります)

虫などの生き物や自然をよく観察することは、子どもたちの観察眼を養い、心をより豊かにしてくれます。

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