竹の工作

小学生クラス、竹の工作に取り組んでいます。

その名も「輪ぬき」。竹の輪っかを、紐で結んで合体させた竹の棒で“抜く”、スポーツゲームのような昔遊びです。

もちろん造形教室ですから、道具をつくるところから楽しみます。

まずは大きな孟宗竹をチームで協力して輪切りに。

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ノコギリで切る人。重りのために、竹の上に座る人…と、それぞれの役割をこなしながら、順番に切っていきます。

次に細い竹をちょうどいい長さに切ります。

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写真は、自分用の竹を渡されている場面なのですが…こんなに竹槍のようなものをもって座っているみんなって、なんだかちょっと楽しい風景ですね。みんなに、「これからみんなで鬼退治に行く?」というと、「いいね、いいね!」と、目を輝かせていました(笑)

あとはこの竹をちょうどいい長さに切り、ふたつを紐で結んで出来上がり!

さあ、どんなたのしいゲーム大会になることでしょう!

とりを描く。

IMG_5268幼児クラス・小学生クラスともに、「とり」を描いています。

「とり」は、“ヒヨドリ”で、野鳥です。

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こどもたちが絵を描くちょっとの間、3食付きで鳥かごに入ってもらっています。ミカンと葉っぱがお気に入りのようで、無くなると鳴いて食べ物をねだります。

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アップの写真は、ちょうど羽を膨らませているところ。籠は違いますが、同じ鳥さんですよ。寒いときなどにこうなるそうです。動きだすとスラッとした感じに戻ります。

また、人に馴れないため、始終ちょこまか動きます。とっても描きにくいです。でも、「動くから描きにくい〜」なんて言う子は今のところいませんので、みんな頑張ってよく観察しています。

さて。このテーマをもって、6年生が卒業します。…もう既に何人か卒業していったのですが、…寂しいですね。でも、未来のある別れなので、気持ちよく送り出したい…なんて思いが通じているのでしょうか。なんとなくみんな神妙な面持ちで最後の授業に挑んでいました。

「中学校に行ったら、美術部に入りたい」という子もいましたが、好きなことはもちろん、勉強やスポーツにどんどん頑張ってほしいです。

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